安心感に満ちたリラックス状態を作りたい方へ
小指にはスキンシップで交感神経を調整する機能が備わっています
小指を温め精神的にも安定するようエスコートします
小指を温めて自律神経を整える5つのポイント
1・自律神経を整えるには呼吸から
人間には自律神経という神経があります。自律神経とは
- 心臓を動かす
- 呼吸をする
- 血圧を調整する
- 消化する
- 体温を調節する
など、人間が生きていく上で欠かせない働きを自動的に行ってくれている、言わば生命維持装置のような神経です。
手や足を動かすなど、自分の意志で行っている動き以外の全ては自律神経が動かしているとも言えます。それと同時に自分の意志では動かせないわけです。
ただし呼吸だけは、自律神経と自分の意志の両方で動かすことができます。よって、この自律神経が調子を崩してしまうと、自律神経が動かしている器官も不調となってしまい、様々な悪影響がでます。
血圧を下げることなどは自分の意志では困難ですが、血圧をもコントロールできる神経は一体、どのような時に調子を崩してしまうのか考えてみましょう。
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があります。
この2つはシーソーのような仕組みであり、どちらかが上がれば、どちらかが下がる、どちらかが働けば、どちらかが休むようになっています。筋肉の伸縮と同じように原理原則に従っているのです。
自律神経系等のバランスが崩れた時、主に交感神経ばかりが働いてしまっている状態の時に調子を崩してしまい、自律神経失調症などになってしまうのです。すると、体の不調と共に、イライラが続いたり、不安になったり、怒りやすくなったり、本人にしか分からないといったような深い苦しみを生んでしまうことになるのです。
2・交感神経の働き
交感神経の働きとは、身体を活動的にすることであり、主に昼間の仕事中に働くようになっています。
例えば血圧と心拍数を上げることにより、脳や筋肉の活動に必要な箇所へスピーディーに血液により酸素や栄養素を送ります。
交感神経が働く時
- 仕事中
- 運動中
- 興奮している時
- 緊張している時
- ストレスを感じている時
- 恐怖を感じている時
- 危機を感じている時
- 闘っている時
とてもアクティブな時は交感神経優位とよく言われるものですよね
3・副交感神経の働き
副交感神経の働きとは、身体が休んでいる時に内臓を働かせて身体を修復させることであり、主に夕方以降のリラックスしている時に働くようになっています。例えば血圧を下げて血管を拡張し、体の隅々まで血液や体温を運び、内臓を働かせ身体を修復します。
副交感神経が働く時
- 睡眠中
- リラックスしている時
- 安心している時
- 内臓が働いている時
4・自律神経が乱れてしまう時とは
人間を含めた動物とは、敵に襲われそうになったら、逃げるか闘わなければ命を落としてしまいます。そのために危機感を感じた時には、例え夜やリラックスしている時であろうと活動しなくてはならないため、すぐに交感神経が働くようになっています。
そして日々のストレスもまた危機感と同様に、何時であろうと交感神経を働かせてしまうので、こうして交感神経ばかりが働くと自律神経が乱れてしまうのです。
交感神経が働く時間が長くなれば、当然、副交感神経が働く時間が原理的に短くなり、副交感神経の仕事である身体の修復が行われなくなります。
すると身体は疲労したままになり、様々な悪影響がでます。
ストレスが全くない生活はあり得なく、ストレスもまた生きていく上で必要なわけですが、ストレスが多過ぎて交感神経ばかりが働くことにより、自律神経が乱れ、身体の不調と共に、心の不調も表れるのです。
5・そして、小指を温めよう
以上の事から、副交感神経が働く時間を増やしてあげれば、自律神経が整い、心のざわめきが減り、穏やかな気持ちになれるわけです。
この副交感神経を優位に働かせる様々な方法がある中、小指を温めることもまた副交感神経を優位に働かせる方法の一つなのです。
というのも、指先には神経が集中しており、刺激することで副交感神経を優位にする働きがあり、特に小指はその効果が大きいと専門分野でも云われているのです。
小指を温め改善が期待させる症状
- パニック障害
- 自律神経失調症
- うつ病
- 不眠症
- 月経痛
- 更年期障害
- 子宮筋腫
- 子宮内膜症
- 脳梗塞
- パーキンソン病
- 糖尿病
- 高血圧
- 痛風
- 肥満
- 椎間板ヘルニア
- 肩コリ
- 腰痛
- 頭痛
- 顔面神経痛
- 動悸
- メニエール病
- 尿漏れ
- 頻尿
- 腎臓病
- 肝炎
- 目の病気
こんなにたくさんの症状の改善の可能性を秘めている小指は神秘的に思えますが、ただし、薬指だけは、交感神経を優位に働かせてしまうので、薬指だけを揉むことは避けます。
小指を温めて、健康になり、心のざわめきを抑え、心を穏やかにしましょう。
最後に…
ここまでの長文をお読みくださいましてありがとうございます。
心安らかに、幸せなお時間をお過ごしくださいね。
以上、「 小指から温めて自律神経を整えよう 」でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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