ボディビルの面白い掛け声はいつからおこなわれるようになった?

ボディビルの面白い掛け声はいつからおこなわれるようになった?

ボディメイクに対する認識が変わってきた昨今、ボディビル人気もどんどん上がっており、芸能人が大会に出場したりと、近年ますます人気を高めています。

このボディビルですが、観客による掛け声にも注目が集まっており、ボディビルの掛け声に関する本も販売されるなど、大会におけるある意味での名物となりつつあります。

この掛け声ですが、いつから行われるようになったのでしょうか?

今回はこのボディビルの掛け声について詳しく見ていきます。

ボディビルの掛け声の起源は?

応援が掛け声に進化した

日本のボディビルは1950年代に始まり、当時のプロレス人気も相まって一気に文化としての人気を得ました。

そして、その大会当初から「応援」の意味を込めて掛け声というものは行われていました。
当時は選手の名前を叫んだり、また歓声を上げるだけというシンプルなものでした。

時代の変化とともにその掛け声も独自性を増し、今まで聞いたことのないような掛け声も聞かれるようになりました。

ユニークな掛け声

時代の変遷とともに徐々に掛け声にも独自性が出てきましたが、まず掛け声の定番として定着したのが「キレてる」です。
キレてるというのは、筋肉が大きいだけでなく脂肪もしっかりと落ちており、筋繊維がしっかりと浮き出た状態をいいます。

筋肉が育っていても脂肪が残っている、水分が残っている状態はキレている状態とは言えず、まさにキレてるという言葉は大会前に頑張って身体を絞った選手にとっては最高の褒め言葉とも言えます。

 

また、その他の定番としてはやはり「デカい!」という掛け声でしょう。
デカいというのはシンプルに筋肉量が多いことを意味しており、ボディビルダーにとってはこの言葉が一番嬉しい言葉かもしれません。

日々デカさを追求してトレーニングを行う選手はこの掛け声をもらうことをモチベーションにしているといっても過言ではありません。
こうした掛け声は各会場で頻繁に聞かれるようになり、当たり前の掛け声になりつつあります。

 

そして、最近ではボディビルの掛け声辞典と呼ばれるものまで販売されており、その中にユニークな掛け声が多く紹介されています。
筋肉の特定の部位を褒めるというのが一般的であり、例えばきれいに割れた腹筋を褒める場合には、「腹筋板チョコ!」という掛け声や、「腹筋で大根おろせそう!」といったような声まで聞こえてきます。

背中の筋肉であれば定番なのが「背中に鬼!」という声があります。
これは背中の筋肉の細かい部分まで筋肉が仕上がると、それが顔のように見えることからそう言われるようになりました。
特に格闘系漫画でこの鬼の顔がフィーチャーされてから一気に定番化されました。

また、背中の筋肉を形容する言葉として「クリスマスツリー!」という言葉も聞かれます。
背中から腰にかけての筋肉の繊維が浮き出ることで、背中に一本の木のようなシルエットが見えてきます。

このクリスマスツリーは、筋肉のサイズと絞りの両方を極めないと出ないものであり、まさにトップ選手の証といえます。
その他肩の筋肉が大きい選手に対して「ソフトボール」「メロン」という言葉がよくかけられます。

ボディビルの掛け声は日本独自

ボディビルやフィジークなどのボディメイク系の大会はワールドワイドに開催されており、最近では発展途上国でも開催されるなどかなりメジャーな競技になりつつあります。
しかし、各国の大会を見てみると、選手の筋肉に対して歓声が上がるものの、上記で紹介したようなユニークな掛け声というものはほとんど聞かれません。

エンターテインメントとしてのボディビルですが、楽しみ方はその国によって異なっており、純粋に歓声を上げる指笛を吹くというのが一般的な応援方法と言えます。

コロナ禍における観戦方法の変化

ボディビル大会では掛け声も楽しみの一つとなりつつありますが、現在のコロナ禍においては、ボディビルに限らず各スポーツにおいて歓声を上げることは禁止されています。

マスクの着用はもちろんですが、マスクをしても掛け声を上げることは禁止されており、拍手を送って選手を励ますというのがスタンダードとなります。

今後コロナ問題が解消され、今までの日常が戻って来た時には、再び新しい掛け声が生まれることも十分に予想されます。

まとめ

以上、ボディビルの掛け声について解説してきました。
コロナが収束するまではボディビル観戦の醍醐味の一つである歓声を上げることはできませんが、こうした時こそじっくりと選手の筋肉に視線を注ぎ、心の中で大歓声を上げてください。

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